ZOKEI講座2014「クリス・サリバン その創作の秘密」開催のお知らせ
東京造形大学では国際的に活躍するアメリカのアニメーション作家でシカゴ美術館付属美術大学教授のクリス・サリバン先生をお招きし、ZOKEI講座（公開講座）を開催いたします。
皆様方のご参加を心よりお待ち申しあげます。
ZOKEI講座2014
「クリス・サリバン その創作の秘密」
講 師：クリス・サリバン（Christopher Sullivan）
日 時：2014年7月24日（木）
午後7時00分～同9時00分
会 場：東京造形大学サテライト教室
〒150-0041 東京都渋谷区神南 1-4-17 専門学校桑沢デザイン研究所 7F
℡:03-3463-2431(代)
交 通：渋谷駅下車。ハチ公口から徒歩約10分
原宿駅下車。表参道口から徒歩約7分
東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前(原宿)駅下車。1番出口から徒歩約7分
http://www.kds.ac.jp/smenu/access.html
受講料：無料／事前申し込み不要
問合・申込：seminar@anizo.org 担当：小出正志(東京造形大学)
【講座概要】
シカゴで活動するアニメーション作家が2012年に発表した『コンシューミング・スピリッツ』は、15年以上の制作期間を経て完成した２時間超の長編で、世界的に大きな話題を呼びました。切り絵をメインに、ドローイング、ジオラマ立体を組みあわせて作られたこの作品は、アメリカ郊外に住む中高年3人を主人公とした群像劇で、郊外のリアリティを存分に反映した「家族」の物語を語るものでした。先日、「TIME OUT NY」誌が発表した「史上最高のアニメーション映画100」の第38位に選出されたこの作品の監督クリス・サリバンがこのたび来日し、講演を行います。『コンシューミング・スピリッツ』を中心に、自作の解説を通じた創造的プロセスを明らかにするこの機会は、作品を観たことのある方はもちろん、未見の方にも楽しんでいただけるものになりそうです。来年完成予定の新作長篇The Orbit of Minor Satellitesの抜粋映像や、『コンシューミング・スピリッツ』の撮影に使われた切り絵の素材などを用いた講演、この貴重な機会に、是非お越しください。
【講師プロフィール】
キム・ジュニアン
アメリカ・ピッツバーグ生まれのアニメーション作家。30年以上ものあいだ、実験映画や劇場制作に携わり、ザグレブ、アナーバー、オタワをはじめとする世界中の映画祭で作品が上映されている。1999年より制作に取り組んだ初の長編『コンシューミング・スピリッツ』はジョン・サイモン・グッゲンハイム・ファウンデーションからの助成金を得て作られ、その特異な存在感によって高い評価を得ている。シカゴ美術館附属美術大学教授。