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彫刻 阿部美帆

「1994年の絵日記」

阿部美帆



小学校1年の夏休みに「絵日記」という宿題がありました。

宿題自体は3枚程度でしたが、母親の意向で8月1日〜8月31日まで毎日描き続けました。

今の時代のニュードキュメンタリーの課題であった「日記」という観点から、この絵日記をみたいと思い、実際に発表しました。



下記はそのうちの何枚かです。



 

 

 

 

 












































発表では1枚ずつ読み上げ皆さんから感想をいただきつつ進めました。

そして6歳 の私と23歳の私を考えます。何回か後の授業では現在の私が描きためたドローングをみて頂きました。



様々な意見が飛び交い、最終的には制作スタンスの話に移行しました。

皆さんの意見を聞きながら今の自分の考え方を客観視する機会になったように思います。



ここから授業全体の感想に移行します。



「今の時代のニュードキュメンタリー」という観点から、ホンマさん諏訪さん柳本さんの見解を聞きつつ参加しました。

その中で「ニュードキュメンタリー」という言葉を、今の時代の「新しい表現や価値観」とはなんなのだろうかと模索し、自身の制作にも反映されています。

映画や写真表現を軸に進んだ授業ではありましたが、表現を模索するという意味ではあまり違いを感じませんでした。

とはいいつつも、その畑なりの悩みがあるるようです。(他人の畑を覗きつつおもいました。)

自分の畑からの脱却というのはキーワードのようです。



日本が大変なことになって自分はどうするのか・・・というのも相変わらず見えてきませんが、

今の時代の新しい表現ってなんだろう。この授業を受けてながら自分なりに考えた1年でした。



ホンマさん、諏訪さん、柳本さん、あと1年在籍の予定ですので、引き続き作品への意見を言って頂けたらありがたいです。

やはり他人の畑はよく見えるではありませんが、とても考えさせられる意見が多いです。



ありがとうございます!



美術研究領域 152002番

阿部美帆

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