共同事業者名 | 株式会社iMott / 東京都中小企業振興公社 / 東京都産業労働局 |
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事業実施期間 | 2012年7月~2013年3月 |
担当教員 | 森田敏昭教授 |
このプロジェクトは東京都による産学連携デザインイノベーション事業で、中小企業が開発する商品の付加価値を高め、競争力を強化していくために中小企業とデザイン系大学の学生を結びつけ、共同で商品アイデアを創り出すことを促進する事業です。
このたび開発を共同で取り組んだ株式会社iMottは、新技術であるセグメント構造DLCによる刃先のコーティング技術をもち、美容はさみの商品を手掛ける企業です。本学への依頼は「女性専用の美容はさみ」のデザイン提案でした。
インダストリアルデザイン専攻領域の有志からなる大学院生と学部生総数21名からなるプロジェクトチームを構成しデザインに取り掛かりました。
学年の壁を取り払ったグループ制作は授業にはない緊張感を持ち、実践の場であり、授業で培った知識と技術を駆使し、個々に持っている能力をいかんなく発揮するために、コミュニケーションを大切にしてデザインを進めました。美容はさみの世界では女性専用のはさみは開発されておらず基本となる寸法の割り出しに苦労をしながらも、18点のモデルとドローイングによるプレゼンテーションをおこないました。
本学の提案は株式会社iMottからも高い評価をいただき、デザインの中なら7点もの試作サンプルの製作を進めることになりました。その中からより評価の高い数点を商品化に向けて展開できるように取り組んでいきます。
[プロジェクトメンバー]
担当教員:森田 敏昭(インダストリアルデザイン専攻領域 教授)
下出 翔太(助手)、岩月 優(院2年)、小澤 輝久、王 文龍(院1年)、小野 卓哉、村上 正馬、王 亜京、石原 優至、山川 真穂、本田 緑生、重信 慶、永井 豪、平田 航太(ID3年)、塚田 宏美、若島 美希、大塚 航生、阿部 有沙、柴垣 瑛才、余川 郁、堀 勇翔(ID2年)