鈴木 治行
スズキ ハルユキ / SUZUKI Haruyuki
職位:非常勤教員
担当専攻領域/科目群:映画・映像専攻領域、専門理論科目
- プロフィール
研究分野
作曲
composition
関連リンク
略歴
東京都出身。1990年、若手作曲家グループTEMPUS NOVUMを結成。1995年、『二重の鍵』が第16回入野賞受賞。1997年、衛星ラジオ「Music Bird」にて鈴木治行特集が放送される。1999年、鷺ポイエーシス(広島県三原)に招かれ、映画監督アレクサンドル・ソクーロフ、近藤譲とのシンポジウムに参加。2005年、ガウデアムス音楽週間(オランダ)にてOrkest de Volhardingによる委嘱新作が初演され、2006年にはサンタマリア・ヌオヴォ音楽祭(イタリア)にて新作初演。他ジャンルとのコラボレーションにも積極的で、これまでにも演劇、美術、映像などとの共同作業を行っている。1996年、音楽と美術の総合イヴェント『循環する日常生活』を発表(六本木ストライプハウス美術館)。2001年、映画『M/OTHER』(第52回カンヌ国際映画祭批評家連盟賞受賞)の音楽で第54回毎日映画コンクール音楽賞を受賞。また、2003年には『H story』(第54回カンヌ国際映画祭“ある視点”部門出品)、2005年『不完全なふたり』(第58回ロカルノ国際映画祭審査員特別賞受賞)の音楽を手がける。2006年、劇団天才ホテルによる『失明する世界』の音楽、2008年、演劇集団portBによるサウンド・インスタレーション『荒地』の音楽/音響担当。同年から翌年にかけて、飯村隆彦氏の実験映画『A Rock In The Light』、『Film Strip 1』、『Film Strip 2』の音楽を手がけ、3作まとめて2010年3月にニューヨークのExperimengtal Intermediaにて生演奏付き上映。また、新作と平行して、これまでにサイレント映画に生演奏で音楽を付ける試みも行ってきた。20118月にはサントリー芸術財団サマーフェスティバル2011「映像と音楽」への出品、出演。芸術全般についての批評活動も行い、作品は国内外で演奏、放送されている。