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接続教育プログラム「巨大アートに挑戦!」実施報告(6/9)

 本学の接続教育プログラムとして、東京都町田市立南第一小学校の5年生と「巨大アートに挑戦!」というタイトルのワークショップを行ないました。普段の学校の授業ではなかなかできないダイナミックな活動を体験する事を通して生徒に「美術ってすごいな、楽しいな!」と体感してもらう事が目的です。このプロジェクトは教職課程室の石賀と絵画専攻領域4年の松丸飛鳥さん、萩原遥介さん、映画専攻領域4年の北村吏さん(共に石賀ゼミ)が担当しました。

 会場は図画工作室ではなく体育館で行いました。まず最初に、元気いっぱいの小学5年生90名が最初にロール状の紙を全員で協力して拡げ、クラフトテープで貼り合わせていきます。みるみるうちに縦16m, 横15mの巨大なキャンバスが出来上がりました。次に全員でローラーワークによる多彩な着彩を行ないました。90名の児童による身体全体使った表現により巨大なキャンバスがみるみる鮮やかな色彩を帯びていきます。さらに90名全員でこの巨大なキャンバスを持ち上げ、さらに大きなドームとしていきました。(画像) 最後は90名全員がドームに入り、そこからドームをぶち破って飛び出すパフォーマンスアートで締めくくりました。体育館に広がる大歓声と笑顔の中、無事終了することができました。とても楽しかった!!と児童の皆さんから感想をもらいましたが、小学生の体中から溢れるエネルギーに参加した大学生も多いに刺激されたようです。

 大学との学校連携というと高校が中心になりますが、生涯美術を愛好する心情を育成する上では小学校など様々な校種との連携も重要であると改めて感じました。
 
 文責 石賀直之(准教授)