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会津プロジェクト開催報告

2013年7月6日(土)に東京造形大学大学院で行っている「会津プロジェクト」主催のイベントが会津若松市飯盛山にある会津さざえ堂で開かれました。
このプロジェクトは「伝統の継承と展開 - 福島県会津若松市の地場産業との連携 -」というコンセプトのもとに東京造形大学大学院と会津の方々とが協力し合い行っているプロジェクトです。

今回はフジテレビの全面協力により、アナウンサーによる「会い逢い朗読会」と東京造形大学の学生によるワークショップを会津さざえ堂で行うことになっています。





今回の会津プロジェクトの会場は会津若松市の「会津さざえ堂」(通称:さざえ堂)!
江戸時代後期(1796年)に建立された二重螺旋構造のお堂です。なんと217年前にこのような複雑な建築が建てられていたのです。
このサザエ堂の横にある売店で、イベントが開かれます。





7月6日朝、到着早々会場設営に取りかかります。


さざえ堂の二重螺旋構造をモチーフにした布で空間演出をしています。


この布は大学院1年テキスタイルデザイン専攻の高橋さん、吉本さん、谷山さんが制作しました。


グラフィック専攻チームの制作したバナーの設営。



本番の朗読会ではアナウンサーと学生による紙芝居劇も行われます。
会場の構成が出来るとフジテレビのゼネラルプロデューサー・桜井郁子さんによる演技指導が始まりました。


短い稽古でいい感じに仕上がっています!紙芝居で使う小道具は絵画専攻チームが制作しました。



準備が整い、休む間もなく会場への客入れです。


ここで客入れの強い見方、福島のゆるキャラ「あかべえ」の登場!!
子供に大人気です。


「あいづじげん」も登場し、会場に人を誘導します。



フジテレビアナウンサーによる朗読会がスタートしました!会場は満員御礼!!
フジテレビアナウンサーと東京造形大学とのコラボ紙芝居劇も子供たちに人気でした。



朗読会が終了したあとは東京造形大学大学院生によるワークショップが始まります。さざえ堂の二重螺旋構造のように螺旋状に折り畳める折り紙を使ったワークショップです。


複雑な構造の折り紙ですが、この日のワークショップの為に学生が手分けしてみんなで折りました。


こちらのワークショップも子供や大人まで楽しめるものになっており、大好評でした。


最後はみんなで記念写真。

これから会津プロジェクトはイベントの企画や地元地場産業との連携を深めることで、会津の地域振興のために働きかけていこうと思います。
また今回の企画にご尽力いただいたフジテレビの方々、会津の皆様には心からのお礼を申し上げます。ありがとうございました。