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ゲスト講演「アルゴリズムで描く:ローマン・ベロスコ」開催のお知らせ

コンピュータアートの先駆者、ローマン・ベロスコ氏による講演会を開催致します。



コンピュータアートの先駆者アルゴリスト、世界の重鎮が作品を語る
アルゴリズムで描く:ローマン・ベロスコ
日時:7月4日木曜日 16時40分
会場:東京造形大学 12-201教室


ローマン・ベロスコ(1929年、アメリカ生まれ)は、アルゴリズムによる「ペンと筆」の描画で知られている。
1970年に、マサチューセッツ工科大学で先端視覚表現のブッシュ・フェロー研究員として、「われわれの未来の技術の体験を人間的なものにする」ことを開始した。
もともと画家としての訓練を受けていたが、1960年代の終わりに、他のメディアでの実験を開始し、電子的にシンクロする視聴覚表現のシリーズをプログラムするようになった。
1970年にデータ制御研究所CDIで、プログラミング言語FORTRANを学習した。1982年に最初の完全なアルゴリスト作品「The Magic Hand of Chance」を発表し、これはさらに、インクをつけたペンや筆を装着してアート作品をつくり出すマルチペン描画機械「HODOS」へと展開していった。彼の最近のベルリンのデジタルアート美術館DAMでの展覧会「アルゴリズミック・ポエトリー」は、詩の形式としてジェネラティブ・アートを賛えるものである。
2008年には、フィラデルフィアのフレッド・ロジャーズ・センターのアップサイドダウン・ブック・アンド・ミューラルの壁面に、過去と現在の技術を統合して1970年代の作品をデジタル・イメージ化して展示している。


講演会の詳細については下記アドレスまでお問い合わせください。
koki@zokei.ac.jp