東京造形大学 Webサイト

お知らせ+ニュース詳細

『アートと遊びの玩具展Part.1』/開催報告

本学の春日明夫教授(芸術学博士)が玩具研究の一環として蒐集してきた5000点余りの木製玩具コレクションを紹介する展覧会『アートと遊びの玩具展Part.1』が東京おもちゃ美術館おいて、昨年の11月から本年3月末までの長期間に渡って開催されました。
この展覧会は、特に「動く(仕掛けのある)玩具」に焦点が当てられ、中でもアート的な視点で厳選された140点余りが展示されたのが特徴です。どの展示品もユーモアやウイットに富み、楽しい仕掛けや動く仕組みによって独創的、造形的に表現されたものばかりで、(1)「オートマタ(からくり玩具)」(2)「ドイツの民族的な動く玩具」(3)「アメリカの民族的な玩具」(4)「チェコの動く玩具」(5)「マリオネットと指人形」(6)「日本の伝統的技術を受け継ぐからくり玩具」という6つのカテゴリーによって分かりやすく展示されました。
また、展覧会の期間中には春日教授の2回のギャラリートーク、特別講演会「動く玩具の歴史・仕掛け・魅力について」、関連ワークショップ等も開催され、多くの見学者で賑いました。
尚、Part.2となる展覧会『構成遊びの玩具展 ―積む・組む・並べる・考える 形― 』が11月中旬に同美術館で開催されます。

展示風景 2010年11月12日(金)~2011年3月30日(水)









特別講演会「動く玩具の歴史・しかけ・魅力について」11月27日(土)



ギャラリートーク 11月14日、12月12日(午前・午後)