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東京おもちゃ美術館&東京造形大学 共同企画 おもちゃ MEETS いろんなあそび/開催報告

東京おもちゃ美術館と東京造形大学春日研究室の共同企画「おもちゃMEETSいろんなあそび」の工作ワークショップが10月16日(土)~17日(日)の2日間、東京おもちゃ美術館研修室で開催されました。 テーマは、「おもちゃと何かつながるとより楽しくなるかな?アッと驚く手づくりおもちゃを作ってみよう!」です。 対象年齢は3歳以上の保護者同伴で、一人何個でも作ることができます。 当日は、6種類の内容を用意しました。例えば、「目がぎょろぎょろ動く紙皿を使ったおもちゃ」、元気が出てくる「起きあがり小法師」、ハット帽子を剣玉のタマに見立てた「紳士けん玉」、紐に伝わって鳥の羽がクルクル回転する愉快なおもちゃなど、素敵な手作りおもちゃのオンパレードでした。 このワークショップを運営したのは、春日ゼミナールの学部4年生、大学院1年生、3年生有志の総勢21名でした。 このワークショップのために、東京おもちゃ美術館の学芸員2名が2回も東京造形大学のゼミに参加し、学生たちと一緒に研究を深めました。 当日はその成果が発揮され、とても楽しい2日間になりました、最も印象に残ったことは、ゼミ生たちの“気配りと優しさ”です。 子どもたちへの優しい眼差しと支援はもちろんのこと、同伴の保護者の方々に対する配慮もしっかりできていて、学生の成長ぶりが実に嬉しく感じた2日間でした。 春日ゼミナールの社会連携事業の重要性、特にゼミ生たちは、子どもを通して、社会とのつながり(絆)や連携の大切さを実感した事と思います。

その最も顕著な現れが、夏に開催した「キッズ・サイズ・デザイン展(ゼミ展)」お訪れてくれた親子が再度遊びに来てくれたことです。お母さんは、その子がゼミのお兄さんやお姉さんが大好きで、このワークショップをとても楽しみにしていたことを感謝の気持ちを込めて話してくれたことが感動的な出来事でした。今回は1回目という事で手探りの状態でした。来年度も継続して行いますので、反省すべき点はしっかり総括し、来期ゼミ生にバトンタッチしてほしいと願っています。
文責:春日明夫




参加者:
春日明夫教授(造形総合科目・教職課程)監修

唐沢 祐太(グラフィックデザイン専攻領域/4年)
澤本 恵(グラフィックデザイン専攻領域/4年)
山田 惇史(グラフィックデザイン専攻領域/4年)
北山 梢(アニメーション専攻領域/4年)
杉山 健太(メディアデザイン専攻領域/4年)
両角 佑子(メディアデザイン専攻領域/4年)
陣内 華登理(室内建築専攻領域/4年)
張 音(室内建築専攻領域/4年)
鶴巻 咲(室内建築専攻領域/4年)
横山 文(室内建築専攻領域/4年)
ファンタオ リリ(室内建築専攻領域/4年)
鈴木 玲(インダストリアルデザイン専攻領域/4年)
髙橋 直樹(インダストリアルデザイン専攻領域/4年)
白岩 祥子(サステナブルプロジェクト専攻領域/4年)
古川 瞳(サステナブルプロジェクト専攻領域/4年)
鈴木 麻美(絵画専攻領域/4年)
松土 美咲紀(絵画専攻領域/4年)
中村 菜々子(インダストリアルデザイン専攻領域/3年)
吉野 茉里(インダストリアルデザイン専攻領域/3年)
早川 玲奈(院・デザイン研究領域/1年)
野口 昌代(院・デザイン研究領域/1年)



2日間、ちびっ子たちがたくさん楽しんでくれました。


ゼミ生もキッズもみんな笑顔でした。


子ども達が自分の力で作り上げるようにサポートしました。


ゼミのスタッフポロシャツも制作しました。


終了後に毎回反省会を実施しました。