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春日明夫教授の展覧会活動報告


「木のぬくもりとあそびの中から生まれた形たち展」
(I/ 春日明夫トイ・コレクション)
(II/ 現代作家による、つくり手たち子どもの時間)における活動

「木のぬくもりとあそびの中から生まれた形たち展」が2008年8月2日(土)~8月31日(日)まで練馬区立美術館で開催されました。 春日ゼミナール15名、大学院生1名、2,3年生の有志6人が参加しました。主な活動内容は次の通りです。

(1)松本秋則氏とのコラボレーション制作


竹による独自の創作楽器制作やインスタレーションで知られる現代作家の松本秋則氏と春日ゼミナールの学生が、「竹・音・光」がおりなす不思議な空間を展示室に制作しました。 8メートルの真竹を割る・部材切り出し作業からスタートし、竹を組む・布を貼る・楽器やオブジェの設置、終了後の作品撤収に至る全ての一連の作業をゼミ生が行いました。

(2)出品作家とのワークショップや出前授業


春日明夫教授、松本秋則氏、菅沼緑氏、西尾路子氏のワークショップや練馬区立第三小学校への出前授業(夏季造形教室)等、7種類の造形活動に参加しました。 ワークショップのテーマ内容は、各作家の出品作品に関連させ、木や竹を材料にして、幼児、児童、中学生、一般と幅広い参加者と楽しい活動を展開しました。 今回この事業の参加は、春日ゼミナールの学生が公立美術館における展覧会の「企画・準備段階」から参加できたことが最も大きな成果だったと言えます。 また、ゼミ生や有志参加学生にとっては、松本氏とのコラボレーション制作や各作家とのワークショップの活動が全て記録され、美術館発行の展覧会図録に掲載されました。 このことは学生にとってはとても貴重な思い出と大きな収穫になったここと思います。



春日明夫教授
造形総合科目・教職課程
春日ゼミナール・キッズサイズデザイン研究
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