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ロハスデザイン大賞にて在学生制作発表

“ストップ温暖化「一村一品」大作戦全国大会2008”(2008年2月に開催)で表彰された12作品をもとに、「第3回ロハスデザイン大賞2008新宿御苑展」にて、美術系大学が集まり(本学・東京芸術大学・京都市立芸術大学・明星大学)オブジェを制作。
本学からの参加学生たち(テキスタイル専攻領域、室内建築専攻領域有志)はそのなかから3点を制作し発表しました。

★G8北海道・洞爺湖サミットにあわせ、日本全国を巡回する「環境庁・環境フェア」の一環で行われています。
★この作品は、その後神戸、北海道へと巡回され展示されます。

イメージ 古新聞でつくる家
●テキスタイル専攻領域3年
井野若菜 / 井上愛美 / 作宮杏奈 / 弥栄敬三

●室内建築専攻領域4年
中村文子

屋根は家族を包む衣服のようだ。人間が家を作りはじめた縄文時代の竪穴式住居は、屋根が家そのものだった。そして屋根は、家と自然、人と自然の関わりを保つ役を担ってきた。古新聞などを活用して作るエコな家をテーマに、屋根と自然の関係を考えながら、本瓦葺きの美しい曲線に思いを込めて紙の瓦をつくった。


イメージ ゴミ箱のない街
●テキスタイル専攻領域3年
池田ちはる / 富田悠香 / 濵野 貴予嗣 / 松田雅史
●インダストリアルデザイン専攻領域4年
長田 佳奈

日本も含め世界中で、毎日の生活から膨大なゴミが生まれている。その厄介なゴミも分別すると不思議。不要であったゴミが、不要でないものに変わる気配がしてきた。そしてちょっと驚きのネックレスが生まれた。さまざまな人びとが協力してごみ分別などに取り組み、エコタウンを目指すアクションをネックレスで表現してみた。


イメージ Myバッグ
●テキスタイル専攻領域3年
荒 文香 / 石井伸枝 / 植木靖奈 / 金井裕世 /
佐藤 亜沙美 / 柴田 佳央理 / 白木 滋 / 和田寛世

●テキスタイル専攻領域4年
高須賀活良

日本人一人当たりのレジ袋の消費量は年間300枚だそうだ。 マイバッグなら使うのは一枚だけ。小さく折り畳め、大きく使える多様なパターンの「折り紙」バッグはマイバッグを使う楽しさを表現。兵庫の高校生が校章をあしらったタグで表現し、楽しみながら自主的に取り組む「マイバッグ運動」をテーマに、プロダクツをつくった。実用新案特許取得済。



【ストップ温暖化「一村一品」大作戦】とは
地域の創意工夫を活かした温暖化防止の取り組みを、地球温暖化防止活動推進センター等が中心となって47都道府県で募集し、広く全国に情報発信することを通じて、温暖化防止の取り組みを地域から推進していくプロジェクトです。

【第3回ロハスデザイン大賞2008新宿御苑展】とは
主催:有限責任中間法人ロハスクラブ
共催:チーム・マイナス6%(環境省)

「健康で快適なライフスタイルと地球環境の持続可能な共生」がコンセプトの2008年度のロハスデザイン大賞のテーマは「リニューアブル・デザイン」。
「リニューアブル・デザイン」とは、私たちと地球の生活スタイルを新しく、楽しいものに変えてくれるデザインのことです。持続可能で、健やかなライフスタイルを実現してくれる「ヒト」「モノ」「コト」の公募の結果を新宿御苑にて展示。

★5月15日(木)・18日(日) ロハスデザイン大賞2008・新宿御苑展での展示
http://www.lohasclub.jp/lda2008_report/32008.php

★5月23日(金)・26日(月) 環境フェアin KOBEでの展示
http://www.lohasclub.jp/lda2008/kobe/
http://www.eic.or.jp/news_archives/?act=view&oversea=0&serial=18019