• Japanese
  • English
  • 在学生
  • 教職員
  • アクセス
  • 資料請求
  •  MENU
  • 在学生
  • 教職員
  • 大学について
  • 教 育
  • 学生生活
  • 進路・就職
  • 研究活動
  • 入学案内
  • 保護者の方
  • 受験生の方
  • 卒業生の方
  • 企業・一般の方
  • 大学院
  • 附属美術館
  • 附属図書館
  • ENGLISH SITE

春日ゼミ「第17回キッズサイズデザイン展」開催報告

 本展は、子どものためのデザイン研究家である本学の春日明夫教授と春日ゼミナール、大学院春日研究室の学生が合同で取り組む学外展です。会場は東京都武蔵野市吉祥寺東町のリベストギャラリー創、8月17日(水)~23日(木)まで開催されました。第17回展のテーマは「ポヨポヨ大王のおかしな島のひみつきち」です。このゼミ展は2001年の第1回から毎年欠かさず17年間連続で開催され、今やギャラリーの中心的な企画展として成長しました。春日教授の指導による学部ゼミ生と大学院修士課程生(計27名)は、子どものためのデザインや造形活動を研究していますが、その前期の成果として発表しました。多くの子ども達に遊んでもらいたいという願いから、玩具や遊具やパペット、乗り物や造形遊びの道具など、直接触ったり使ったりしながら遊べる作品のみの展示です。又、テーマに沿ったポスターや案内状、チラシやゼミTシャツ、ウエルカムボードや作品展示台、会場ディスプレイ等々、その全てをトータルデザインしました。そして、毎年恒例となったゼミ生のオリジナル雑貨品の販売、さらにFM局の生番組に出演するなど、マスコミ各社からも広く取り上げられました。


■ポスターやチラシや案内状、ゼミTシャツや会場ディスプレイなど、テーマのイメージをトータルデザインすることもゼミ展の伝統です。

 「キッズサイズデザイン展」の最大の特徴は、ただ単に作品を展示することではなく、展示物の全てが遊んだり使ったりしながら、子どもや大人も自由に楽しめる空間を演出している点です。つまり大きなおもちゃ箱、プレイルームの提案とも言えます。開催中は元気なキッズはや若者は勿論ですが、ママやパパ、お爺ちゃんやお婆ちゃんも家族一緒に楽しむ光景が毎日見られました。何よりも素晴らしく嬉しいことは、春日ゼミや大学院で学んだゼミ卒業生がたくさん来てくれたことです。特に自分の子どもや家族と一緒に遊びに来てくれたことが最も嬉しいことでした。17年間毎年開催し続けているゼミ展には、カミングホーム的な素晴らしい雰囲気があることもよく分かりました。


■会場内は大きなおもちゃ箱、ゼミのお姉さんやお兄さんが寄り添って遊んでくれます。

 「ゼミ展のもう一つの特徴は、会場内に物販コーナーの「おもちゃ屋さん」を設置し、出品者全員の手作り雑貨を安価で販売したことです。販売物は一般のお店で販売されているものとは異なり、この展覧会の期間中に限定販売されるオリジナル作品です。そのため毎年この販売を楽しみにしてくれているお客様も大勢います。4月からゼミ生と大学院生全員のチームワークによって準備を行い、その結果として大成功で終了することができました。この一夏の体験は一生の大切な思い出と共に、学生達が今後の人生を歩む上で貴重な経験となったことでしょう。(分責:春日明夫)


■学生の手作り雑貨を販売する「おもちゃ屋さん」(物販コーナー)


■ゼミ展前日ミーティング、オープニングパーティーや打ち上げパーティー。打ち上げパーティーでは、物販の売上金額の発表、ゼミ展功労者の表彰なども行われました。

●出品者 春日明夫(室内建築専攻領域、大学院造形教育研究領域、教職課程)
【春日ゼミナール】西村 悠、山内冴子(グラフ)、海原里歩、下川裕葵、鈴木七生(メディア)、林 喜秀、奥 夏鈴、鈴木文博、高橋ひまわり、武山彩加、鄭 ダウン(室建)、小林実咲、中島健人、若杉宏次郎(ID)、鹿子詩音、山口実華、和田彩花(絵画)、安留由花、吉住 栞(ID3年聴講生)、鈴木千尋(グラフ3年聴講生)。
【大学院】宇野詩織、王 帥、岡本良樹、フィオナ・レン・オストビー(1年)、川瀬怜男、田崎綾子、西かおり(2年)。