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2015年度 展覧会の案内

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成田克彦1973-1992 ―実験の続き

2015_naritaten 「もの派」の中心的アーティストの一人である成田克彦(1944-1992)は、1973年から没年に至るまで東京造形大学の教員を勤めていました。この期間、成田は毎年のように個展を開催し、「もの派」とは異なる新たな造形的実験を試みながら、多様な作品を発表しています。本展は、これまであまり検証されてこなかったこの時期の作品を中心に取り上げ、その制作活動全般を歴史的に考察するものです。
 成田の制作活動を振り返って見えてくるのは、目まぐるしい作風の変遷です。代表作とされてきた《SUMI》の制作が(再制作を除き)短期間に集中しているのと同様、展覧会ごとに異なる形式やメディウムを扱っています。ただし、それは純粋な造形性を追求する実験のための実験ではなく、文化庁芸術家在外研修員(1977-78)の時代に触れたゴシック期の美術からの啓示ともいえる「聖なるもの」の追求と結びついたものであったのかもしれません。
 東京造形大学は2016年に開学50周年を迎えます。この機に、成田の教育活動を併せて振り返ることで、本学の歴史を再考する場のひとつとしたいと思います。


会 期 |2015年10月26日(月)-11月20日(金)
休館日 |日曜日、11月6日(金)
開館時間|10:00-16:30(入館16:00まで)
     ※11月11日(水)のみ、ギャラリートーク開催のため17:30-18:10も開館
観覧料 |無料
会 場 |東京造形大学附属美術館
主 催 |東京造形大学附属美術館

シンポジウム
日 時 |2015年11月7日(土)13:00-17:00
会 場 |12号館201教室

13:00| 開会
基調講演   梅津元(埼玉県立近代美術館主任学芸員)

13:35| パネルディスカッション1
   「同時代的に、遡行的に―成田克彦 再考」
パネリスト   梅津元
        清水哲朗(東京造形大学教授)
        前田信明(美術家、九州造形短期大学特任教授)
        光田由里(DIC川村記念美術館学芸課長)
        山本豊津(東京画廊代表取締役社長)
モデレーター  藤井匡(東京造形大学准教授)

15:30 | パネルディスカッション2
   「成田克彦が伝えたかったこと―制作と教育の現場で」
パネリスト   三枝聡(美術家、1988年卒、1989年研究過程終了)
        永瀬恭一(画家、1993年卒)
        母袋俊也(画家、東京造形大学教授、1978年卒)
        山本直樹(美術家、京都嵯峨芸術大学准教授、1991年卒)
モデレーター  菅章(大分市美術館長、国際美術評論家連盟会員、1979年卒)

ギャラリートーク
第1回│10月27日(火)13:40-14:20
第2回│11月11日(水)17:30-18:10
参加費無料・事前申込不要

出展作品|
2015_kyoikuten01
《SHADE 1》1986年

2015_kyoikuten02
《SHADE一遍上人絵伝》1985年(日辰画廊)

2015_kyoikuten03
《the petal 31》1977年 撮影:安斎重男

※掲載写真と実際の作品・展示方法が異なる場合があります。掲載写真の無断使用は固くお断りいたします。


2015年度 大学院2年次研究成果中間発表展

大学院における研究指導の一環として、学生各自の研究成果を発表することにより、それぞれの研究の充実と質的向上を段階的に図ることを目的として、研究成果中間発表展を以下のとおり開催します。

開催場所│東京造形大学附属美術館
     ZOKEIギャラリー(大学院棟12号館1階)
     12-201レクチャールーム(大学院棟12号館2階)
     10号館CSギャラリー(10号館1階)
公開期間│2015年7月18日(土)・19日(日)
開催時間│9:30~17:00
※オープンキャンパスにあわせた一般公開となります。


グラス・リフレクション ―モノの所在・場の所在―

2015_glass_s東京造形大学は2016年に創立50周年を迎えます。そのプロローグとして昨年、本学の教育実践の一端を示す、ZOKEI教育展『ZOKEI DESIGN社会への照準』を開催し、そこで「本学のミッションは美術、デザインの新たな教育研究の実践のフィールドを開拓し、時代のフロンティアを目指す」ことであると標榜しました。
そしてこの度、新たな実践フィールドの試みとして、「グラス・リフレクション−モノの所在、場の所在−」と題した展覧会を開催します。本展は、ガラスとデザインのこれからを検討してきた本学ゼミの研究成果や教育実践を披露する機会ともなっています。展示の最後には、学生たちがガラス素材を用いた空間デザインの試みとしてしつらえた「茶の空間」をご体験いただけます。
ガラスはモノから場、そして空間へとその位相を変えながらデザインの可能性を切り開いてきました。つまりガラスは近代の造形理論と建築理論、生産技術をリフレクトしながら、プロダクトからスペース、建築、都市を形成してきたのです。さらにこれから、ガラスはデザインにどのような展望を与え得るのでしょうか。そのフロンティアを、展覧会とワークショップ、そしてトークセッションを通して考察していきます。


開催情報:
会 期 |2015年6月29日(月)~7月11日(土)
休館日 |日曜日
開館時間|10:00−16:30(入館は16:00まで)
観覧料 |無料
会 場 |東京造形大学附属美術館
主 催 |東京造形大学創立50周年記念事業委員会
共 催 |東京造形大学附属美術館
協 賛 |旭硝子株式会社、東京造形大学校友会
協 力 |アトリエ エマニュエル・バロワ

関連プログラム|
国際的に活躍する硝子師のエマニュエル・バロワ氏をお招きし、ワークショップとトークセッションを開催します。

【エマニュエル・バロワ氏来日中止のお知らせとお詫び】
予定しておりましたエマニュエル・バロワ氏の来日は、体調不良のためやむなく中止となりました。
ワークショップとトークセッションは内容を変更のうえ予定通り実施いたします。
詳細が決まり次第、本ページにてお知らせいたします。

1. ワークショップ
「空間のリ・キュレーション ―茶道空間のしつらえを編み直す―」
学生たちがガラスを用いてアレンジを試みた茶道空間のしつらえをエマニュアル・バロワ氏と再編し、モノと場の関係性を探ります。
日時|2015年7月3日(金)14:00-15:00
       7月4日(土)10:00-11:00
会場|東京造形大学附属美術館
講師|エマニュエル・バロワ(硝子師)、玉田宗俊(茶道インタプリタ―:表千家)、浦田薫(通訳、デザイン・ジャーナリスト)

2. トークセッション
「エマニュアル・バロワ氏の研究と制作」
エマニュエル・バロワ氏が、自身のこれまでの仕事や制作、研究活動などについて講演します。
日時|2015年7月6日(月)13:20-14:50
会場|東京造形大学附属美術館
講師|エマニュエル・バロワ(硝子師)、浦田薫(通訳、デザイン・ジャーナリスト)
司会|玉田俊郎(東京造形大学教授)

※ワークショップ、トークセッションともに参加費無料、事前予約不要。

講師プロフィール:
Emmanuel Barrois(エマニュエル・バロワ)
フランス オーヴェルニュ地方在住、硝子師。アトリエ エマニュエル・バロワ(ブリウド)主宰。現代建築における、プロジェクトごとの唯一のガラスを提案し、解決策を見出す特殊な職業を見出す。近年の代表作品では、新フォーラム・レ・アールのガラスのキャノピー(竣工は2016年予定)、ルイ・ヴィトン財団(2014)、マルセイユ現代アートセンタ(2013年)、フランス文化省の受付ホール(2012年)などがあげられる。2010年にはフランス文化省より日本の人間国宝に匹敵するメートルダールを受勲。また2013年にはフランス芸術文化勲章オフィシエの叙勲を受けている。

浦田薫(うらた かおる)
パリ在住、フリーランス・ジャーナリスト。東京生まれのパリ育ち。日本とフランスの建築・デザイン誌に寄稿するため、日々、 取材を続ける。好奇心の旺盛さに寄り道も多く、デザインコンサルタント、企画プロデュース、翻訳・通訳も並行にしながら、異なる文化や言語の渦中で社会の観察を続ける。

玉田俊郎(たまだ としろう)/ 表千家講師宗名 玉田宗俊(たまだ そうしゅん)
東京造形大学教授。表千家講師。インダストリアルデザイン、デザインマネジメントを専門領域とする。TOKYO STYLE IN STOSKHOLM (2004年)における日本の地域産業の展示及びワークショップの企画や、第72回東京インターナショナルギフト・ショー『伝統とModernの日本ブランド』(2011年)のプロデュース及びデザインなど、デザイン関連の様々な展示を組織運営する傍ら、ストックホルムにて仮設茶室による茶道を点前で紹介するなど、茶道インタプリターとしても活動。併せてガラス、鋳物による茶器のプロデュースとデザインも手がける。

2015_glass1《ウジェニーの夢―ゲラン香水瓶「アベーユ」制作160年記念オブジェ》
(2013年)


2015_glass2《千葉県の幼稚園》
建築:竹山聖(2012年)


2015_glass3《マルセイユ現代美術センター》
建築:隈研吾(2013年)


※掲載写真と実際の作品・展示方法が異なる場合があります。掲載写真の無断使用は固くお断りいたします。


ぞうけい!たのしい! 感じる、和紙の手ざわり

2015_tanosii_s このプログラムでは、東京造形大学大学院に通う3名の若手作家が講師となり、写真、絵画、版画で用いられる表現方法を基に、和紙を用いた個性豊かな3つのワークショップを開催します。毎回、和紙のさまざまな特徴を各講師独自のアレンジで活かした作品づくりを体験し、つくった作品はおみやげとして持ち帰ることができます。また、プレイベントのほか、期間中には和紙を知るための展示コーナーや、和紙にもっと親しむための体験コーナーもお楽しみいただけます。いろいろな表情をもつ和紙の多様な手ざわりを、みんなで楽しみましょう!


会 期 |2015年6月7日(日)、6月13日(土)~6月28日(日)
休館日 |水曜日
開館時間|10:00~17:00
観覧料 |無料
会 場 |アートラボはしもと(橋本駅南口より徒歩12分 アリオ橋本隣り)
主 催 |東京造形大学附属美術館
共 催 |アートラボはしもと
後 援 |アートラボはしもと事業推進協議会
協 力 |アワガミファクトリー、小川町和紙体験学習センター、小津和紙、滝澤徹也(美術家・和紙製造)

|プレイベントワークショップ「おハながら・しゃぼんだまート」|
講師|佐竹 宏樹(東京造形大学絵画科特任教授)
内容|自分のカタチをなぞってシャボン玉で絵を描きます。
   大きな和紙に描いたみんなの「しゃぼんだまート」を会場にかざりましょう!
日時|6月7日(日)13:00~16:00 参加費無料・事前申込制
定員|30名 受付開始5月25日(月) 申込締切6月5日(金)
対象|3~12歳(小学生)

【プレイベント申込方法】
下記番号にお電話いただき、次の1~4の情報をお伝えください。
1.参加者氏名
2.年齢(学年)
3.ご同伴の保護者氏名
4.連絡先(電話番号)
お問い合わせ・申込先|アートラボはしもと TEL 042-703-4654
※申込は5月25日(月)より、電話のみで受付けます(水曜日除く)
※未就学児は保護者同伴でご参加ください。
※ワークショップ当日は、汚れてもよい服装でご参加ください。

|土曜連続ワークショップ|
第1回|6月13日(土) 第2回|6月20日(土) 第3回|6月27日(土)
各回とも13:00~16:00 参加費無料・事前申込制
定員|15名 受付開始6月1日(月) 申込締切日は下記詳細参照
対象|3歳~12歳(小学生)

土曜連続ワークショップの様子
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1「つくろう!光のミラクルランプ!」
講師|廣瀬 直彦(東京造形大学大学院デザイン研究領域在籍)
内容|和紙は光をやさしく通します。和紙を写真や絵で飾ってランプをつくり、
   光と影の世界を体験してみましょう!
日時|6月13日(土)13:00-16:00 定員|15名 申込締切|6月6日(土)

「つくろう!光のミラクルランプ!」の様子
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2「たいせつな人の顔のハンカチ」
講師|谷崎 桃子(東京造形大学大学院美術研究領域在籍)
内容|和紙は実は、布にもなります。肌触りを楽しみながら、
   和紙でできた特別なハンカチに顔の絵を描いてみましょう!
日時|6月20日(土)13:00-16:00 定員|15名 申込締切|6月13日(土)

「たいせつな人の顔のハンカチ」の様子
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3「“わしごこち”レターセットづくり」
講師|千葉 敏子(東京造形大学大学院美術研究領域在籍)
内容|同じように見える和紙にも色や触り心地は様々。
   和紙の質感をいかしたレターセットをつくってみましょう!
日時|6月27日(土)13:00-16:00 定員|15名 申込締切|6月20日(土)

「“わしごこち”レターセットづくり」の様子
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【土曜連続ワークショップ申込方法】
下記アドレス宛てに、次の1~5の情報を明記したメールをお送りください。
1.ご希望のプログラム
2.参加者氏名
3.年齢(学年)
4.ご同伴の保護者氏名
5.連絡先(電話番号・メールアドレス)

申込先:東京造形大学附属美術館 Eメール museum@zokei.ac.jp
※申込は6月1日(月)よりメールのみで受付けます。
※応募多数の場合は抽選になります。
※抽選結果はメールでお知らせします。
※未就学児は保護者同伴でご参加ください。
※ワークショップ当日は、汚れてもよい服装でご参加ください。

|日曜体験コーナー|
「和紙手すき体験」
内容|手すき和紙体験をして、世界でひとつの葉書を自分の手でつくってみましょう!
日時|6月14日(日)13:00~16:00、6月21日(日)13:00~16:00
※予約不要・参加費無料。各日材料がなくなり次第終了となります。
※当日は、汚れてもよい服装でご参加ください。

「ちぎりえ体験」
内容|いろいろな色や手ざわりの和紙をつかって、ちぎり絵作品をつくってみましょう!
日時|6月14日(日)11:00~16:00、6月21日(日)11:00~16:00
※予約不要・参加費無料。各日材料がなくなり次第終了となります。
※当日は、汚れてもよい服装でご参加ください。

日曜体験コーナーの様子
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|展示|
「和紙を知る展示コーナー」
内容|和紙はどうやってできるのでしょう?そして和紙にはどんな種類があるのでしょう?
   見て、触って、和紙の世界をのぞいてみましょう!
日時|6月13日(土)~28日(日)10:00~17:00

「土曜ワークショップ講師の作品展示:一枚の紙の向こうに」
内容|会期中、土曜連続ワークショップの講師の作品もご覧になれます。
   専門の異なる3人の講師がそれぞれに紙を通して表現する世界をお楽しみください。
日時|6月13日(土)~28日(日)10:00~17:00


ZOKEI賞選抜作品展

2015_senbatsuten_s東京造形大学は、デザインや美術の創作活動を時代の精神や社会の創造に深く結び付いたものとしてとらえ、それら造形活動を広く社会的な観点から探究し、進取の気概を持って創造的に実践することを建学の精神としています。
その教育や研究を示す場として毎年1月に「ZOKEI展」を開催し、学部生の4年間、大学院生の2年間にわたる学修の成果を発表しています。学生一人一人にとっては、学生時代の総括だけでなく、これから社会の中で活動を始めていくための第一歩を踏み出すための場所となっています。「ZOKEI賞」はこのような趣旨のもと、数多くの作品の中から選出された優秀作品に対して授与されるものです。
附属美術館では、この「ZOKEI賞」受賞作品の中から各専攻領域ごとに1、2点をさらに選抜し、毎年春に展示を行っています。美術やデザインの幅広い領域の作品を一堂に展示することで、本学の教育や研究を改めて考える機会としています。
様々な造形手法や造形思考を持つ出品者が各自のテーマで制作した作品を、ひとつの言葉でまとめることは容易ではありません。ですが共通して言えることは、各自が専門とする領域の表現媒体や技法の可能性を強く意識し、探っているという点です。グラフィックデザインであれば、グラフィックデザインにできることとは何か、写真であれば、写真にできることとは何か、本展出品作品はそうした問いに対する回答として、各作家が入念に用意したものであると言えます。
本展を通じて、若い表現者たちの制作に対する真摯な姿勢や弛まぬ努力、そして本学の教育課程で培った確かな造形力を感じていただければ幸いです。

開催情報:
会 期 |2015年5月25日(月)~6月13日(土)
休館日 |日曜日
開館時間|10:00−16:30(入館は16:00まで)
観覧料 |無料
会 場 |東京造形大学附属美術館
主 催 |東京造形大学附属美術館
※山本英映画作品《白い蟷螂の巣》(上映時間84分)は、1日2回(11:00-, 15:00-)の上映となります。

会期延長のお知らせ
ZOKEI FIRST CONTACT(専攻領域説明会)の開催にあわせ、14日12:30から16:30まで特別開館いたします。

出展者 |
正田 碧    手嶋 卓    平本 倫子
山本 英    小堤 悠香   麻植 久視子
後藤 快太   金口 誠    山本 遥
大和田 愛子  堀越 宏太   仁平 広之

出展作品|
2015_senbatsuten1《折り紙に学ぶ、和紙でつくる立体のかたち》
金口誠


2015_senbatsuten2《しあわせのムク》
山本遥


2015_senbatsuten3《サウンドパズル―子どもの自発性を促す教具―》
麻植久視子


2015_senbatsuten4《Organ》
堀越宏太


2015_senbatsuten5《Vitality》
後藤快太


2015_senbatsuten6《記憶》
仁平広之


※掲載写真と実際の作品・展示方法が異なる場合があります。掲載写真の無断使用は固くお断りいたします。


ジャコモ・マンズー展 恋人たち ―ひとつになるもの―

Printご挨拶

 「ロダンもブランクーシも愛のしぐさを彫刻にしているが、ロダンの相抱く二人は、その形を通して一つの生命とはなっていない。二人の人間の愛のしぐさが一つの形となって内面に深く刻まれているブランクーシの作品こそ私には重要である。」
 ジャコモ・マンズーが語ったこの言葉からは、彼の根源的な造形観をうかがうことができます。それは、複数の要素が自立したまま構成されるのではなく、一体化して「ひとつになる」ことを目指そうとする態度です。
 この「ひとつになる」という考えは、マンズーにとって形式に限定されるものではありませんでした。彼は異なる素材や異なる技法を、既成概念にとらわれることなくひとつに組み合わせることで、独自の表現方法を模索しています。また彼の作品を観察すれば、描く者と描かれる者の対立的な関係や、栄光と転落という人生の対極的な局面が、分けることのできないものとして、ひとつの世界に落とし込まれていることにも気がつきます。
 本展覧会では、「ひとつになる」をキーワードとして、当館が所蔵するマンズーの彫刻と素描作品37点をご紹介します。前半には日常的なテーマの作品を、後半には文学や宗教をテーマにした作品をご覧いただけるよう構成すると同時に、彼の作品や創作活動を「ひとつになるもの」という視点から読み解くための小解説を、5か所に用意いたしました。各小解説よりもさらに踏み込んだ解説をご希望のかたは、入口の配布資料をお手にとり、あわせてご鑑賞ください。
 マンズーの作品群は当館コレクションの中核をなすもので、過去にも繰り返し展示されてきたものですが、今回は新しい切り口を用意することで、新たな発見が生まれることを期待しています。本展を通じて、本学の持つ素晴らしいコレクションの存在を知っていただくだけでなく、異質なものを統合しながら作品として結実させていく、マンズーの芸術全般を貫く思想を感じとっていただければ幸いです。

主催者



会 期|4月6日(月)~5月9日(土)
休館日|日曜日・4月29日(水)~5月5日(火)
時 間|10:00〜16:30(入館は16:00まで)
観覧料|無料
会 場|東京造形大学附属マンズー美術館
主 催|東京造形大学附属美術館
関連プログラム|ギャラリートーク
  (1)4月22日(水)17:30~18:00
  藤井匡(准教授)+(当館学芸員)
  (2)4月27日(月)17:00~17:45
  大橋博(彫刻/准教授)+ 藤井匡
  (3)4月28日(火)13:45~14:30
  池上英洋(西洋美術史/准教授)+ 藤井匡
  (4)5月7日(木)17:30~18:00
  藤井匡 +(当館学芸員)
会 場|東京造形大学マンズー美術館