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たとえばアメリカの各大学が公開するシラバスでは、受講の前提となるスキルや予備的知識はもちろんのこと、教員の連絡先までもが掲載され、各教員の実施する授業の学習効果を保証するかのように豊富な情報が学生に提供されます。そこでは、教員の流動性(大学間での移籍や出向)を前提とし、暗に講座間の競争意識を示唆するような記述スタイルがとられていますが、このような方法論は、かつての講座制から学科目制へ教育組織が大きく変更された日本の大学、とりわけ美術大学の現状には今のところ馴染まないかもしれません。しかし、大学組織の風土的な違いはあったとしても、教育情報の全面開示という趨勢は、ステークホルダーとしての学生の権利を担保する大前提であり、今日の大学改革の要を成しています。
各科目の骨子を手短に知らしめ、なおかつ科目どうしの相補関係がコア・カリキュラムの流れに沿って明らかになるような、新しいシラバスの形式をつくることはできないか。メディアデザイン専門部会では、学期初めの履修申告でしか使われない概要やガイドではなく、学びの各段階において繰り返し参照される「学習計画策定のツール」をコンセプトに、いわば日本型シラバスの創案を試みました。それが、「ビジュアル・シラバス」です。学生の提出した課題作品、実際の授業で用いた学習資料、授業風景の記録写真、複数のキーワードなどをまじえ、各科目の趣旨と雰囲気がざっくり把握できるスタイルをとっています。
HTML版とPDF版(A4)があります。科目の説明ではなく実施された授業の実体(提出された課題作品、実施イベント、教材など)を伝えるため、1科目の紹介について複数のページ/シートにわたる場合があります。
→ 印刷用PDF1 ダウンロード(C-03〜C-09:7ページ)*ファイルサイズ16MB
→ 印刷用PDF2 ダウンロード(C-10〜C-16:7ページ)*ファイルサイズ16MB
| 科目名 | 履修年次 | 担当教員 | 資料ID | |
|---|---|---|---|---|
| メディアデザイン基礎演習C | 1年後期 | 藤原 道仁, 大久保 誠 | C_03 | |
| DTVをベースとしたグループ映像制作演習〜映像の文法を知り、デジタルとグループの力で制作する | ||||
| メディアデザイン演習A | 2年前期 | 森岡 祥倫 | C_04 | |
| サウンドスケープ(音風景)のデザイン〜とっておきの場所で聴くオリジナル・サウンドをつくる | ||||
| メディアデザイン演習A | 2年前期 | 森岡 祥倫 | C_05 | |
| 公共空間の装置にオリジナルの操作音・動作音を与える〜オーディブル・サイン(音標識)のデザイン | ||||
| メディアデザイン基礎演習D | 2年前期 | 森岡 祥倫 | C_06 | |
| Flash(Actionscript)の初歩的な学習〜アニメーション制作とプログラミングをむすびつける | ||||
| メディアデザイン基礎演習E | 2年後期 | 森岡 祥倫 | C_07 | |
| 人とコンピュータをつなぐヒューマン・インターフェイス〜既製品の玩具をインタラクティブにつくりかえる | ||||
| インターフェースデザインIII・IV | 3年後期 | 沖 啓介 | C_08 | |
| コミュニケーションをデザイン〜webと印刷の特徴を活用した情報デザイン演習 | ||||
| メディアデザイン研究A | 2年前期 | 粟野 由美 | C_09 | |
| 社会で機能するメディア・デザイン〜現場事例体験&デジタル・プレゼンテーション | ||||
| メディアデザイン研究B | 2年前期 | 粟野 由美 | C_10 | |
| プレ・デザイン〜目的整合性のあるデザインを理論的に導く方法 | ||||
| メディアデザイン研究C | 2年後期 | 粟野 由美 | C_11 | |
| web編集基礎:html、CSS、Javascriptに触れる widget、インターフェース・ディクショナリ制作 | ||||
| メディアデザイン研究D | 4年前期 | 粟野 由美 | C_12 | |
| 情報と経験のデザイン:展覧会をつくるII 総合プレゼンテーションとしてのメディア編集術 | ||||
| メディアデザイン研究D | 4年前期 | 粟野 由美 | C_13 | |
| 情報と経験のデザイン:展覧会をつくる 総合プレゼンテーションとしてのメディア編集術 | ||||
| メディアデザイン特論T | 1〜4年前期 | 四方 幸子 | C_14 | |
| 多様化する現代のメディア表現。その意味そして未来の可能性について〜アート、デザイン、サウンド、建築、身体など領域を超えて広く紹介・検討する | ||||
| メディアデザイン演習C/D | 2〜4年(選択) | 大久保 誠 | C_15 | |
| Java を用いたプログラミング演習〜人間の世界のロジックをプログラミング言語で表現する | ||||
| 3DCG演習 | 2〜4年(選択) | 松村 文夫 | C_16 | |
| コンピュータで世界の模型をつくる〜3Dコンピュータ・グラフィックス事始 | ||||
| デジタルカラー演習 I | 2〜4年前期 | 粟野 由美 | c_17 | |
| デジタル・グラフィックの色彩計画に適用する技術(色彩理論,造形理論とコンピュータ・リテラシー)とDTP技術を同時に身につける | ||||
| デジタルカラー演習 II | 2〜4年前期 | 粟野 由美 | c_18 | |
| 色の心理・生理効果、ファンダビリティに配慮した配色方法、色彩による視覚効果を学ぶ | ||||
●ビジュアル・シラバス活用上の注意
科目名、履修年次、担当教員は2008年度のものを掲載しています。本学の「履修ガイド」に掲載した、過去の特定年度の授業計画をそのまま掲載するものではありません。また、ここでの内容が本年度ないしは今後の授業に直接反映することを保証するものではありません。各年度の履修申告に際しては、大学から提供される「履修ガイド」を一次情報とし、このビジュアル・シラバスはあくまで副次的な資料とするよう在学生には求めます。
入学志願者の方々についても、入学後の教育内容を規定する基本情報は、大学が配布する大学案内や大学説明会等で提供するものとし、ここで得ることのできる情報は、あくまで「学びのイメージ」をつかむための一助としてご理解いただくようお願いいたします。