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RESEARCH 〜なぜ教材研究なのか?

ここではとくに各教員の専門的なバックグラウンドと担当授業科目の内容を連関させる手段としての教材・教具に関わる研究をとりあげ、「教材開発」という大学教員にとってはきわめて今日的な意義を持つ職務の実践例として紹介したいと思います。
Eラーニングをはじめとするデジタル的な学習環境の整備は、各地の大学において大きな成果をあげていますが、この世界のモノないし各種のマテリアルとの対話を必須の条件とするアートやデザインの教育現場では、印刷教材の電子化/インタラクティブ化やwebページの活用にとどまらず、表現アイテムの情報化と事物の様態変化との関係性に着目した別種の開発コンセプトが求められます。
一方、この10年あまりのメディアデザインや情報デザインの趨勢は、「tangible(触知可能な)」とか「augmented(強化・拡張された)」、あるいは「resonant(共鳴する)」といった概念を用いて、人間の冗長な感覚を手がかりに物質世界と情報世界を切り結ぶ手つきそれ自体の本質を未来に見定めようとしています。その意味でメディアデザイン学習の教材研究とその応用は、一専門領域における教育効果の促進へ差し向けられるばかりではなく、個々の表現行為を受け止めるフレームと支持体が歴史的な規範性と身体的受容のダイバーシティをはるかに超えてしまったアートやデザインの現在に、何らかの教育学的な手がかりを提供する可能性を孕ませています。

教材研究・イメージ写真 TELE PLANT:
インターネット接続した植物プラントの共同管理とグループウェアの設計
教材研究・イメージ写真 建築スケールのデジタル・ペイント・ツール:
オープンソースによる教材開発の試み
教材研究・イメージ写真 Digital Atmosphere 1:
実時間気象情報の可視化デザイン
〜XMLデータの解析・応用方法の学習を兼ねて

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