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2011年度より、サステナブルプロジェクト専攻領域の募集は行わず、「サステナブルプロジェクト科目」として全学部に開かれた科目群として運営します。
詳細はコチラ ⇒ 2011年、東京造形大学が変わります「教育課程」
地球環境保護が叫ばれる昨今、「自然環境」や「生き物」が絶え間なく生き続けるために、人が出来ることは何でしょう?
私たちを取り巻くモノ作りの現状と、社会の仕組みを学び、再構築することから始まります。そして、未来におけるサステナブル(=持続可能性)な社会の在り方を探求し、現実の社会で成し得る術を提案する。人、自然、地球、動物……、生きとし生ける森羅万象の視野に立ち、やわらかな感性で「未来」を構築できる思考を培います。
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人や自然環境に必要以上のストレスをかけることがないサステナブルな社会、つまり未来に向けて持続できる新しい社会の姿を構想し、デザインによって提案しようというのがサステナブルプロジェクトです。
いま、時代はかつてない速度で進展する科学技術による急激な変化の只中にあります。また、地球規模での資源の消耗や環境の悪化、自然や文化の豊かな多様性が損なわれるおそれや、富の偏在がもたらす地域や階層間の緊張と対立といった、さまざまな課題に直面して私たちの文明観も変換点に立たされています。
この過渡期的で不安定な時代は、また可能性に満ちた大変革の時代でもあるのです。複雑な状況を総合的に捉え、見えないものを具体的なイメージとして提示するデザインの構想力が、今ほど求められる時はなかったでしょう。
本学は、こうした時代の要請に応えるために本専攻領域を開設しました。今までの社会や経済の枠組みにとらわれないグローバルな視野と、専門分野の仕切りを飛び越えた自在な発想を重視しながら、具体的なプロジェクトを通してあるべき未来の形を描き出します。
デザインならではの具体的で魅力的な提案が、社会活動や生産活動のあらゆる場面で新しい価値を生み出すために役立てられること、それがサステナブルプロジェクトの目標です。
基礎的な技術や考え方を学んだ後、下記の「研究指標」いずれかを選択して、より専門的な科目を学んでいきます。
新しい社会の仕組みを提案し、デザインします。地域の社会構造、行政と産業、交通や物流、エネルギーなどの社会システムがテーマとなります。市民の安全と健康、公平な利便性といった基本条件を満たしながら、無理なく持続できるサステナブルな社会を構想し、さまざまな角度からその形を描いていきます。新しいシステムを採用することで社会と暮らしがどう変わるのかを検証し、具体的な提案としてデザインを仕上げていきます。
新しい価値観やライフスタイルを提案し、デザインします。コミュニティや家族の構造や人間関係の変化、コミュニケーションの仕組みと内容、教育と情報、仕事と遊びなどあらゆる場面での価値観の変化がテーマとなります。文化的な多様性を前提としながら、サステナブルな社会にアプローチするさまざまなシナリオを描いていきます。その過程で、ストレスから開放されたこころ豊かな生き方を目指すライフスタイルを提案し、それを支える道具や仕組みをデザインします。
新しい生活環境を提案し、デザインします。都市の生活環境や施設、住居と暮らし、製品とサービス、生産と消費などがテーマになります。環境効率の向上を目標においた製品の企画開発や、サステナブルな消費を誘導するサービスの企画等について、素材や機能を含む技術的課題から、求められる生活の質まで、総合的なデザインの開発に取り組みます。すぐにでも実現可能なものから、先進的なアイデアまでを幅広く提案し、具体的なデザインとして提示します。
サステナブルデザインの基礎となる知識や、専攻領域の背景となる情報を学習します。関連の深いさまざまな領域の専門家を講師として招いての多彩な講義から、この領域の広がりと奥の深さを知ってもらいます。また、今後自分の興味がどのあたりに向かうのかを探る良い機会にもなるでしょう。
1年次の学習を引き継ぎ、2年次にはいよいよ専門への入り口の学習が始まります。デザイン手法としてのエコデザインや、サステナブルデザインの考え方を学ぶ研究指標科目や、プロジェクトの推進に必要なスキルを学ぶワークショップの他、さまざまな選択科目が用意されています。これらを通して、3年次以降実際のプロジェクトに参加するための知的基礎体力を養います。
3つの研究指標科目に沿ったプロジェクト科目を通して、現実に即したデザインを体験的に学習します。各自の興味と適性に応じて参加するプロジェクトを選びながら、それぞれについて具体的な成果を上げることが求められます。実践的なデザイン能力を身に付けるとともに、広範なネットワークを形成し、社会との接点を見つけ出す年次でもあります。
3年次の学習を継続し高度化します。専門性の強化とともに広範な周辺領域にも目を配り、社会に出るための足がかりをつける年次でもあります。また、プロジェクトのリーダーとして3年生以下のメンバーをまとめる役割も担います。
卒業研究は各自の研究成果を社会に提案する機会です。新しい学問領域にふさわしい、斬新な提案を試みるとともに、それらをいかに社会化するか、そこまでを視野に入れた研究が求められます。
→ Webシラバス
この新しい研究領域からは環境意識の高い先進企業の企画・開発部門で活躍するデザイナーをはじめ、環境関連部門のスタッフが輩出されることでしょう。また、地方公共団体やNPOなどの非営利団体における専門職や、各種研究機関や企画・調査会社などで継続的な研究活動に従事することも考えられます。さらには、広い視野と高い専門性を活かしてデザイナーやコンサルタントとして独立する道もあります。いずれの場合も従来のデザイン職能を超えた活動領域が広がっています。
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