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粘土で肉付ける、彫る、削る、溶接する…。多様な手法を用いた創造行為の相手となるのは、粘土、石、木、などの自然素材。または、鉄、石膏、ブロンズ、樹脂などの人工物だ。幅広い視野でモノを見る力を培い、自らの心に問いかけて深く思考を繰り返し、素材に「かたち」を与える精神を養う。作り手の内なるメッセージを宿した「かたち」には、新たな命が吹き込まれ、周りに醸し出される空気全体が作品となり、観る人の心の奥底に訴えかける。
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彫刻とは、彫り、刻む行為を通して、沈黙する物質に表現者の思想を託し、無限の時間を与えようとする創造行為です。もの言わぬ素材に形を与えるには、高度な精神と訓練を必要とします。刻々と時代が変化する中、いまもなお創世記のころの人類と同じように、石を叩き、土を練るという息の長い手作業を繰り返します。
ここでは、自然の中から造形の法則をつかみとるために、その裏付けとなる造形技法の基礎を身につけることに主眼を置き、ものを見る力、的確な表現技術、中途で投げ出さない心構えを養います。そのために、まず材料をよく知り、表現の手足となってくれる道具と正しくつき合うことから学習は始まります。さらに、人体を中心とした塑造制作を通して、自然という計り知ないテーマに向き合いながら、彫刻への理解を深めます。そして「塑造」「実材」の二つの研究指標のもとで、学生一人ひとりが自分の表現の方向性を段階を追って探っていきます。
基礎的な技術や考え方を学んだ後、下記の「研究指標」いずれかを選択して、より専門的な科目を学んでいきます。
人体をモチーフとした塑造制作を中心に彫刻表現の研究を行い、造形技術の習得と造形に対する鋭い感性を磨きます。人間や動物の形や動きを規定しているのは自然の法則であり、そこにこそ造形の原理があるといえます。立体表現の基礎となるその自然の法則を理解するには、身近な自然である人体をモチーフとして研することがもっともふさわしいと考え、ここでは一貫して人体を中心とした塑造制作の実習を重視します。
石、木、金属などの実材を用いて、自由に彫刻表現の研究を行います。あわせて塑造による人体表現の研究も行います。めまぐるしく変化する現在の美術界だからこそ、人体表現を通して基礎的な知識や技術を確実に身につけることが重要です。自由時間には、学生がさまざまな素材で自由に自主制作することも可能であり、教育スタッフもそれを積極的にサポートします。
石・木・金属等の実材実習と首像、裸婦像の塑造制作と石膏による型取りの実習を行います。ここでは彫刻表現の基本となる造形技法の実習を通して、自然から学ぶという謙虚な姿勢と、途中で投げ出さない心構えを養います。
主に人体をモチーフとした塑造実習を通して自然の中から造形の法則を学びとり、的確な表現技術、造形に対する鋭い感性を磨きます。同時に石彫による首像の制作を通して彫刻表現と素材の重要性について学びます。
今まで学んできたことを基に、より深く彫刻を研究するため、人体をモチーフにした塑造彫刻の制作と、石・木・金属等の素材を用いた彫刻制作の2つの研究指標に分れます。ここでは各自が選択した研究指標の実習・研究を続けながら、より専門的な知識、表現を身につけていきます。
3年次までに体得した技術や知識をふまえ、より高度に研究を充実させていきます。また、各自が選択したゼミナールでの学習を通し、彫刻表現に関する考察を深めます。
学生は各自の彫刻表現の内容や方向性をふまえ、指導教員の指導のもとに4年間の学習、制作の成果の集大成を目指して作品の制作をします。
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アーティスト / 彫刻家 / モデラー / ゲームデザイナー / キャラクターデザイナー / 造形作家 / 鋳造家 / 中学校・高等学校教員 / 各種デザイナー 他
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