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街行く人びとがふっと立ち止まり、思わず見入ってしまう広告デザイン、中に描かれた物語を想像させてくれるブックデザイン、誰もが区別しやすいようにカラー展開されるパッケージデザイン……。
“グラフィックデザイン”は、私たちが生活するあらゆる場所に存在します。「“目”を通して人の“心”を揺さぶる、魅力的なデザイン」をあらゆる角度から深く思索し、社会生活において、その力を発揮できる人物を育てます。
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グラフィックデザインの源は「印刷」の誕生にあります。印刷術は活版印刷の登場によって大きく発展し、その後も次々と新しい印刷術が生み出されました。当初はそれらの印刷技術と、その印刷物全般のことを総称してタイポグラフィーと呼んでいました。そしてこの文字を主体としたタイポグラフィーの世界は、新しい画像メディアの登場や社会経済環境の変化とともに、より広範なコミュニケーションのための有力な方法になってきました。
グラフィックデザインは、そうした新しい時代の広告や出版など、多岐にわたる複製物を作り出す考え方の総称語となったのです。デザインという言葉が生み出された当初、この言葉にはいままでにない新しい価値を作り出していくという意味が含まれていました。そのような新しい思考から作り出されたデザインによって、新たなコミュニケーションの世界が発展してきたのです。グラフィックデザイン専攻領域では以上のような歴史文脈の上にたち、広範な目的や役割を「ビジュアルコミュニケーション」と「グラフィックアート」の二つの側面から、その思考や方法を学習し、研究します。
基礎的な技術や考え方を学んだ後、下記の「研究指標」いずれかを選択して、より専門的な科目を学んでいきます。
グラフィックデザインが社会との関係において常に重要な役割をはたしていることのひとつに、「視覚」を介した「伝達」の問題があります。ここでは、印刷という複製技術を表現手段とする広告宣伝(アドバタイジングデザイン)や編集(エディトリアルデザイン)といった、現代社会では欠かせないコミュニケーションのための方法を学びます。機能としてのメッセージと視覚的メッセージの融合を追求し、各自の思考の拡がりと表現力を、具体的なテーマをもとにしてさまざまに応用してゆくための学習をします。
現代社会との関係性から発生してくるビジュアルコミュニケーションの方法として研鑽されてきたデザインの思考や技法が、その用途から解き放たれ、多彩なイラストレーションやビジュアル・エッセイなどのように、それ自体が独立した表現世界をつくっていくものがあります。そして、それらが社会の中に深く浸透しはじめている現象も顕著です。「グラフィックアート」ではこうした状況に焦点を当てて、新たな創作活動の展開に向けた研究を行います。表現者としての思考の方法と、その表現に必要な技法を学習します。
デザインという行為についての基本的な技術や考え方を、 演習科目による作品制作を通じて体得し、「グラフィック デザイン」に対する意識の向上を探求します。また、グラ フィックデザインにとって必要不可欠な複製技術である 「印刷」の原理や基礎的な技術を学ぶことに併せ、発想 したイメージを具現化するための道具としての「コンピ ュータ」についても、その基本的な操作技術を学習します。
1年次から学習するグラフィックデザインの基礎的な学 習内容は2年次まで継続され、技術に基づく表現力の体 得に重点がおかれます。そしてそれらのスキルアップと 並行して、より専門的な研究指標科目の履修がスタート します。2年次における「ビジュアルコミュニケーション」 と「グラフィックアート」の研究指標科目は、それぞれの 指標における基本的な思考、技法の学習から始まります。
1年次・2年次で学習したグラフィックデザインの基本 的な知識や技法の応用と、2年次から始まった研究指標 科目のステップアップが3年次の目標になります。各自 がそれぞれのテーマに基づいて、独自のイメージを展開 させるための演習による作品制作を行います。また、グ ラフィックデザインと社会との関係性についても学習し、 より広い視野を持つことにも重点がおかれます。
3年次までに学習・体得した知識・技法・思考力を応用 して、自分自身の研究課題によって深く追求していくこ とが4年次のテーマになります。3年次に履修した科目 に加え、他の研究指標科目を選択することによって、一 層の拡がりと深化を図ることができます。それぞれの資 質や関心の方向性を重視し、それらを発展させながら、 自己と社会との関係についても認識していきます。
さまざまな学習を通じて、グラフィックデザインの多様性と可能性を 理解した学生一人ひとりが、その集大成としての研究・制作を行います。 どこまで理解を深め、表現者としての固有のイメージが確立してい るのかを、研究・制作の実践の中から確認し、発展させることを目 指します。自由な発想の中から新しい主張を生み出して、それを社 会に対してのメッセージとして発言することが卒業研究の目的です。
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アートディレクター / グラフィックデザイナー / イラストレーター / CGデザイナー / キャラクターデザイナー / 編集者 / レイアウター / エディトリアルデザイナー / ウェブデザイナー / SPデザイナー / ゲームデザイナー / DTPデザイナー / パッケージデザイナー / ブックデザイナー / デジタルコンテンツクリエイター 他
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