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日常のなかにある世界をどのように映画に取り組み(撮影)、映像の連なりとして捉え(編集)、再び外部へと発信(上映)していくか。長い歴史のなかで培われたさまざまな映画技術を学びながら、制作から発表までの一連の流れを学びます。

劇場で公開される商業映画のみが、本専攻領域が目指すところではありません。現代芸術の一環でもある表現手法を学ぶために、メディアとしての映像の必要性、そこから発信されるコミュニケーションの手法、その制作に必要な技術などを習得していきます。

映画は、連続した画像(映像)と音が融合した芸術でもあります。本年度からは、その音の部分にフォーカスを当て、音響技術の講座を強化していきます。また、音響と映像との関係性についても、詳しく講義していきます。
90 年代半ばのシネコン登場から、映画の裾野は広がったとも言われています。一時低迷していた日本の映画業界も復活の兆しを見せ、再び映画は私たちにとって身近な文化として再認識されるようになってきました。また、近年においては、国際的な舞台において、メジャー、インディペンデントを問わず、有数の映画祭で優秀な成績をおさめる日本作品も数多く見られるようになり、さらなる期待が集まっています。
しかし、華やかな産業としての映画とは別に、個人と世界との関係を問い直す映画の新しい可能性の探究が始まっています。単に映画のプロを養成しようということが映画専攻領域の目的ではありません。造形というトータリティのなかで、個人の映画的表現を導き出す教育を目指していきたいと考えます。
課題作品の制作過程においては、ディレクションに加え、脚本、撮影、音響、上映といった、映画製作全体に関わる領域を網羅するカリキュラムを用意。また、他専攻領域との連携を取りながら、学生一人ひとりの興味、思考に柔軟に対応した育成プログラムを展開する環境が、本学には十分に整っています。
対象を観察しながら、カメラを通じて映像に取り込んでいく。また、撮影した映像を時間軸に並べ、編集しながらメッセージを作りだす。撮影と編集という映画に必要不可欠な基本的な要素を学習します。
1 年で学んだ基本的な制作技術にさらに磨きをかけながら、制作に必要な機器の操作術、シナリオの書き方など実践的な取り組みをします。また、さまざまなジャンルの映画、映像作品を鑑賞しながら、その制作法の違いについて研究していきます。
2 年間で体得した技術や知識をもとに、自身の映画・映像表現をより深いものにしていき、各自の研究指標に沿って、3年次修了までに一つの作品を制作します。また、業界で活躍する作家陣と直接触れ合うことで、映画を取り巻く現況について詳しく学びます。
3 年間で培ったものをベースに、自身の研究課題へと集約する実践を行います。それぞれの学生の資質や個性を大切にしながら、社会との関わりが持てるように、教員たちが強力にサポートしていきます。
卒業研究ではこれから進もうとする社会性を考慮したプロジェクトを各自で設定し実施します。学生は自分の方向にそって適した教育スタッフの一人を指導教員に選び、サポートを受けます。そして4年間の学習成果を活用して自己主張し、今日の映像に向けられた要望にどのようなインパクトを与え得るかを確かめるのです。
→ Webシラバス
映像作家、ビデオアーティスト、映画監督、映画・映像カメラマン、 映像ディレクター、映画編集者、編集者、音響クリエイター、ゲームデザイナー、アニメーションクリエイター、漫画家、小説家、脚本家、展示映像プロデューサーほか
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