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科目の区分と教育課程

2011年度からの教育課程  |  2010年度以前の教育課程

本学のカリキュラムは、大きく二つの体系に分かれます。
一つは、多様化、グローバル化する社会のニーズに適応する柔軟な考えと幅広い技術や知識を得るための「横断的科目」。全学生に対して開かれた科目の集合群です。ここには基本的な学習姿勢、技術と知識を学ぶ造形基礎科目や教養科目に加え、サステナブルプロジェクト科目、ハイブリッド科目が存在します。
そして、もう一つが、自身が関心を持つ主題について深く掘り下げ、高い専門性を身につけるための「縦断的科目」。ここにはデザイン学科、美術学科あわせて10専攻領域それぞれの専門科目が存在します。 ↓クリックするとPDFファイル(539KB)が別ウィンドウ(タブ)で開きます。
教育課程一覧表

学科、専攻領域を横断する科目

一般的に美術大学には専門性の高い学習内容が求められます。しかし、実際には、さまざまな事象が絡み合って我々の社会は成り立っており、美術やデザインにおいても、幅広い視野を持ち、総合的に思考ができる知識や技術を柔軟に使い分けていく力が求められています。
本学では、より適応力のある人材を育てるべく、2011年度より学科や専攻領域を横断するカリキュラムを強化していきます。そのため専攻領域の一つであった「サステナブルプロジェクト」を全学科受講可能とする科目に展開。そして、異なる志を持つ学生、教員が一丸となって複合的なプログラムを作り上げていく「ハイブリッド科目」を新規に設立しました。また、安定した造形力を養うために必要な基本的な技術、理論を学ぶ「造形基礎科目」や「教養科目」も、さらに強力なバックアップ体制にしていきます。

★教養科目
みなさんはデザインや美術という専門分野を学ぶことで、将来的には、各領域でそれぞれの特性を活かし、大きく才能を開花させることでしょう。しかし、一輪の花が咲くためには、空気や水、そして適切な肥料など、多様な栄養素が必要です。
本学における教養科目は、まさしく専門領域で望まれる大切な栄養分として、役立つもの。語学教育を中心とした「コミュニケーション」、自然の摂理を学ぶ「自然・身体・科学」、私たちが生きる社会の構造を理解する「社会・歴史」、芸術の思想体系を習得する「人文・芸術」という4つの柱に、大学での勉強の仕方を学ぶ「学習のための基礎」と就職をサポートする「キャリア教育」を加え、包括的な授業を展開します。
★造形基礎科目
すべての専攻領域に共通する造形に関する基礎教育を「造形基礎科目」として展開していきます。
造形基礎科目の授業は、さまざまな造形分野に共通する基本要素についての認識を深めるためのものです。造形基礎科目で得た考え方や技術は、各専攻領域での研究や制作を行っていく中で、きっと役に立ってくるはずです。
すべての学習の土台となる要素を学ぶことで、造形的思考が持つ深さと広がりを、しっかり確実に身に付けていくことができるでしょう。
★ハイブリッド科目
大学ではさまざまな専門分野を学ぶことができます。しかし、旧態依然とした意識では、なかなか他分野の領域に考えを及ぼすことができません。しかし、実社会においては、異なる知識、技術、思想を持った人々がともに考え、クリエーションを続けています。こうした真のコラボレーションの機会を在学中に体験するために2011年度から新たに始まる取り組みが、「ハイブリッド科目」の履修です。異なる専攻領域を担当する教員同士がともにカリキュラムを編集していったり、全く違う研究目標を持つ学生同士が一丸となって制作を行っていく。こうした未知との出会いにより、これまで誰も考え得なかった造形のポテンシャルに気づくはずです。
★サステナブルプロジェクト科目
産業革命以降、人々の生活が豊かになったことは間違いありません。しかし、一方でその異常なまでの成長速度により、地球温暖化や化石燃料の枯渇、ゴミ問題など、人間が見落としてきた自然とのズレが次々に表面化してきています。また、先進国の経済発展に反比例するように、第三世界ではさらに貧困が悪化し、生命に危機を及ぼす現況が存在するのも事実。社会の諸問題をあらゆる才能、知力を生かし、総力をあげて解決していこうという志のもと、本学では2011年度より、全学生が履修可能な科目としてサステナブルプロジェクトの門戸を開きます。
★ゼミナール
教員の専門とする研究活動や制作活動に身近に接しながら、高度な専門性を学習、研究する。それがゼミナールです。東京造形大学では、所属する教員がテーマを発表し、受講志望者を募集します。学生は所属する学科、専攻領域にとらわれず、希望する教員のゼミナールを受講できます。履修は4年次。卒業研究・卒業制作とともに、大学での学習内容の集大成として、各自の研究をまとめあげます。

縦断的な専攻領域別の科目

本学では、デザイン学科として8つ、美術学科として2つの各専攻領域において、自身が目指す方向性を見いだすために必要な基礎的な知識、技術の習得に始まり、円滑に研究目標へと進めるようなカリキュラムが段階的に組まれています。
デザイン学科では初年次から2年次にかけて、第一歩を踏み出すために必要な知識、理論、技術を学ぶ「基礎科目」が必修。2 年次からは、それぞれの目標、目的に応じて「共通科目」「選択科目」を選択。それと同時に2 年次から4 年次にかけて「研究指標科目」によって高い専門性を学びます。 一方、美術学科では、1 年次から2 年次で、制作の基本を学ぶ「基礎科目」が必修。2 年次から4 年次では高度な表現、思考を学ぶ「研究指標科目」を選択していきます。











本学の教育理念に基づき、共通科目、基礎科目、選択科目、研究指標科目、卒業研究を設けています。
■ 共通科目
デザイン学科の学生全体を対象とした科目で、様々なジャンルの専門知識を修得することを通してデザインの世界に対する視野を広げることを目的としています。また、学生が所属する専攻領域以外の他の専攻領域の全ての選択科目を履修することができ、それぞれの専門を横断する豊富な学習機会を提供しています。

■ 基礎科目
学生が所属する専攻領域の専門性を学ぶにあたり第一歩を踏み出す端緒となる科目です。専攻領域の中で必要不可欠な基礎知識・理論・技術等の修得を目的としています。

■ 選択科目
個々の専攻領域が有する広く多様な内容に関する学習機会を提供します。バラエティに富んだ科目の中から各自の目的意識にしたがって選択できます。
■ 研究指標科目
本学で学ぶ専門教育の中核となる科目です。段階的かつ複合的な科目履修を通して、専攻領域に応じた高度な表現力・思考力を獲得していくことを目的としています。
■ 卒業研究
各自の4年間の学習・研究活動の成果を、学生が設定した研究テーマに基づいて教員の指導を受けながら、一つの集大成として発表することを目指します。







本学の教育理念に基づき、基礎科目、研究指標科目、卒業制作を設けています。
■ 基礎科目
学生が所属する専攻領域の専門性を学ぶにあたり第一歩を踏み出す端緒となる科目です。専攻領域の中で必要不可欠な基礎知識・理論・技術等の修得を目的としています。
■ 研究指標科目
本学で学ぶ専門教育の中核となる科目です。段階的な科目履修を通して、専攻領域に応じた高度な表現力・思考力を獲得していくことを目的としています。
■ 卒業制作
各自の4年間の学習・制作活動の成果を、学生が設定した研究テーマに基づいて教員の指導を受けながら、一つの集大成として発表することを目的としています。

資格課程

■教職課程
これまで「教わる立場」であった学生が、「教える立場」に立つことを学ぶ教職課程。教育者としての資質や能力を身に付けながら、人として、そしてクリエイターとしても大きく成長するまたとない機会であり、大学という機関でしか体験できない内容です。 
本学の教職課程は、中学・高校の美術科教諭、および小学校の図画工科の専科教諭を目指すものです。教育学の見識を深めるとともに、美術教育における実践的な指導力を習得していきます。3年次には、介護等体験として、特別支援学校や社会福祉施設などに赴き、最終学年には、実際の教育の現場において教育実習を行います。
これまでの履修者は、9割近い教職免許取得率、年間20名程度の採用者という高い実績を残しており、実践的な本学のカリキュラムが有効に活用していることを証明しています。

■学芸員課程
展覧会の企画に始まり、美術品の保存や管理、修復に携わる学芸員。近年では、企業や団体から依頼を受け、組織に属さずフリーランスで活動する人も増えており、美術やデザインといった文化活動を、さまざまな視点から分かりやすく提示するために、重要な役割を果たす存在として、各方面から注目を集めています。
学芸員の役割も、作品展示が中心だったこれまでの流れから、最近では美術館と地域とのコミュニケーションやそのための教育振興、ワークショップの開催が重要な要素と考えられるようになってきました。今後、高齢化社会の中での地域活動や、良き鑑賞者を育成するための子供向けの美術館教育など、学芸員の活躍の場はどんどん広がっていくと考えられます。



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