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アニメーションの語源は、「生気を与えるanimate +ion」 ということ。
ふだんは動かないと思っていた「絵」や「モノ」が、まるで魔法にかかったかのように生命を得て動き出す。
いまや映画やテレビ、インターネット、携帯端末…、さまざまな場所でアニメーションの技術が利用されています。小さな頃から慣れ親しんできた、アニメーションの謎を解き明かし、命を吹き込む技術を学び、新たな表現としてのアニメーションを探究してゆきます。
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古くから人間が抱く<動く絵>への願望は、オプチカルトイ(視覚玩具)などのプロト・アニメーションや映画前史のさまざまな試みとともに19世紀末に映画術へ結実し、20世紀は動く映像の世紀となりました。動画術は映画などカメラによる再現系映像に収斂されたかに見えましたが、デジタル技術によって形成系映像・生成系映像の新たな可能性が生まれ、再びアニメーションが大きく注目されています。
漫画やゲームとの重合により、産業や文化・芸術面で新たな価値を獲得し、IT革命を経て成熟した映像・情報技術、ロボット工学などを基盤に、新たな<アニメーション>の概念が形成されつつあるのです。リニアな視覚表現を超えインタラクティブなアニメーションに、視覚的な映像表現を超えロボットなどの実体的アニメーションへと拡大し、すでにゲーム、情報家電のインターフェイス、動きをデザインし実体物をアニメートするエンタテインメント・ロボットなどに現実化しています。映像アニメーションも芸術表現として一層の発展と成熟が期待されています。
本学は他に先駆けて早くからこのメディアの可能性に着目してきました。その結果、作家・クリエイターや評論家・研究者など、理論と実践に基づいたアニメーション制作を学び、幅広い視野を持った専門家を育てる多くの優れたアニメーションの専門家を輩出しています。この経験をもとに本学に新たな教育軸として開設されたアニメーション専攻領域では、産業と芸術の両面を視野に入れ、自律した作家性の養成を目指し、<アニメーション>の新たな可能性を探ります。
基礎的な技術や考え方を学んだ後、下記の「研究指標」に沿って、より専門的な科目を学んでいきます。
アニメーションの領域横断性と総合性、また学部レベルの教育目標に鑑み、細分化せず総合的に教育・研究に取り組むため、ここでは一専攻領域・一研究指標です。動画などによる平面表現のアニメーション、人形などによる立体表現のアニメーション、手描きなど手工によるアニメーション、デジタル技術を駆使したアニメーション、産業的・商業的なアニメーション、またアート・アニメーションにも十分に配慮した教育課程となっています。さらに共通科目に配した理論・歴史系の科目をあわせて、理論と実践、創作と研究にバランスよく取り組むことを目指しています。
静止画を継起的に連ねることを前提として造形を行うアニメーションの基本原理と技術を、伝統的な手工によるハンドクラフト的技術の側面と、現代のコンピュータ技術によるデジタルツールとメディアの活用の両面から、アニメーション制作のテクニカルスキルの基本を修得し、あわせて概論の講義によってアニメーションの概念、歴史や作家・作品などの基本知識と認識を得ることを目指します。
1年次で修得した基礎的な技術と知識をベースに、その根幹である動きの問題を、さまざまな切り口から研究・制作します。また作品を創る上で不可欠ともいうべき演出や構成についても取り組みます。第一線の作家によるオムニバス授業により、多様な表現や職能・プロセス、ノウハウについて学び、歴史や作家・作品研究等の講義・演習科目により専門的かつ総合的な能力を得ることを目指します。
2年次までに修得した技術と知識をベースに、ワークショップ形式による研究指標科目を軸に、引き続き、より専門的な演習科目や理論・歴史系講義科目の学習とあわせて、学生がそれぞれに適合した技法や手法、表現形式などを見つけ出すことを目標に、さまざまな課題に取り組みます。それぞれの学生がいわば自律した作家の卵として、水準以上の完成された作品を創り上げる能力を得ることを目指します。
3年次までに修得した応用力・実践力・創作力をベースに、4年次ではさらに高い水準の作品を制作することを前提に学習を進めます。ゼミナールなどでの学生と本学教員などとのコラボレーションによる制作の試みなどを通じ、ICAF、PISAFなど内外の学生作品コンペティションへの推薦あるいは出品が可能なレベルの作品を制作すること、さらに実社会での実践活動に対応できる能力の養成をも目指します。
中心となる制作系では、卒業研究作品を学生時代の総決算として、また作家としての第一歩として位置付け、ASIFA公認フェスティバルなどでのイン・コンペティションを目指して制作に取り組みます。一定水準の作品を完成し得る能力は、プロダクションシステムの中でクリエイターとなる学生にとっても有効性の高い能力であるといえます。理論・評論系学生に対しても、学内外との連携を含めた水準の高い論文・評論執筆の指導を行います。
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アニメーション作家 / アニメーション監督・演出家 / アニメーション作画監督 / アニメーターなどのアニメーションクリエイター / CG作家 / CG監督 / CGデザイナーなどのCGクリエイター / マルチメディアクリエイター / ウェブデザイナー / モーションタイポグラファー / ゲームクリエイター / キャラクターデザイナー / アーティスト / デザイナー / クリエイター / 研究者 / 評論家 / ジャーナリスト 他
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