共同事業者名 | 相模原市津久井地区 |
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事業実施期間 | 2009年4月~2018年3月 |
担当教員 | 柳本尚規教授 |
津久井地区は神奈川県の北西部に位置し、津久井町・相模湖町などからなる地域です。周囲を八王子や山梨県上野原などに囲まれ、その立地から織物産業などが発展。政令指定都市への移行に伴い、「相模原市緑区」という新しい行政区名が与えられました。
「津久井アーカイブズプロジェクト」は、2010年4月に政令指定都市に移行し、その名が変わることになった神奈川県相模原市津久井地区を写真で記録していくプロジェクトで、写真専攻領域3年生の「ドキュメンタリーフォトグラフィAB」の実践課題として、長期間にわたって実施しようとしているものです。
町並みや看板、祭事、人の姿など、あらゆるものが被写体となっており、作品は地元の方たちの協力を得て7月24・25日に開催される津久井地区の夏祭りにも展示されます。
プロジェクトは2009年度にスタート、津久井地区公民館での写真展示会をへて、2010年度には夏祭り(中野神社例大祭)期間中にメイン・ストリートの書店施設で、「相模原市教育委員会」「フォトシティさがみはら」の後援のもと新たな写真展も開催、地区内各町内会における祭りの準備の様子も含めた学生の作品を多くの人々に見ていただきました。ふだんは暗くなるとシンと静まり返る通りの一角で夜遅くまで明かりを灯して行ったこの二日間の展示会は、「神奈川新聞」にも大きく報じられ、のべ千人を超える来場者があって「来年もまたぜひ」と励ましてくださる声も多くいただきました。
2010年度作品